ここのところ毎日ワイドショーを騒がせている失言議員の簗(やな)農水大臣について、どんな命式なのか?と思い見てみたら…「あぁこれならそうなるでしょ」と納得するような偏固した命式でした。

この命式は、出生時刻がどの時間帯であったとしても「非常な身旺」は変わりません。身旺すぎる一方で「用神」を一切持ち合わせていない命式です。時柱はあくまで推定ですが「壬申・癸酉」あたりではないかと予想します。この時間帯ならば目に見えて「お金に執着する」(強欲さゆえに金銭トラブルを起こしやすい)からです。

一見してお分かりのように、年月日の三柱がすでに「土の五行」ばかりで埋め尽くされています。
このように「同じ五行ばかり」に偏っている命式が「佳良な命式」とは言えません。人間的にも非常に偏った人物で、考え方も頑固かつ偏屈でしょう。さらに異常なまでの身旺の極ですから、傲慢さ、エゴイスト、強欲、強引さが目立って当然です。「お前のモノは俺のモノ」が口癖のジャイアンさながらです。身旺の悪さがストレートに表れている事例です。
「身旺の己土」の隣に「戊土」が隣接するとどのような人間性になるかを実例として示している命式です。
ちなみに、この命式はどんな時柱になっても「強旺格」(=稼穡格)などの特殊命式(外格)にはなりません。
同じ「土の五行」だけに偏っているので何か特殊格になりそうに思いますが、土の日生まれの「強旺格」は他の五行の場合とは違ってかなり「特殊な成立条件」が必要で、この命式ではその前提条件からは外れています。単なる普通命式の「悪い身旺」(火炎土燥型)です。
35才からの「甲子」の大運が非常に良かった=何度も選挙当選しつつ党内でも出世できた、という過去の経緯から考えると、この方の「用神」は金でも水でも無いと推測できます。
45才の大運に入ると、その用神が過ぎ去って、癸亥という専旺干支がやって来ます。
多くの推命家はこの命式を「水星」用神だと考えるかもしれませんが、水星はこの命式にとって無条件に良い作用をする「用神」ではなく、場合によってはかえってお金の絡むトラブルを発生させる副作用の強い星です。
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