総裁選公示後の状況を見ると、小泉Jrが圧倒的有利に独走するという「当初の見通し」から大きく変わってきました。
石破茂、高市早苗、小泉進次郎の3人がほぼ同率で三つ巴になる展開のようです。もはや、この3人による争いにしかならないので、それ以外の候補をあまり詳しく見てもしょうがないですね。
女性初の総理大臣なるか?
保守色が非常に強く、かつ政策通で閣僚経験も豊富ということで、公示後の討論会で際立つ存在感を見せています。小泉進次郎、石破茂を抜いて党員票で1位という予測が出始めています。たしかに、この人と比較すると、小泉Jrの底の浅さが見えてきてしまいます。
ただし、用神の後押しがある良い運期は遠い過去に過ぎ去ってしまっています。
申酉金が旺じる運勢ですから、本来は「土が崩れやすくなる運勢」となり、健康面などでも要注意となります。ただし、来年からの3年間だけ、用神が非常に強くなる年運(乙巳・丙午・丁未)が巡ります。
今年の甲辰運はあまり有利であるとは言えません。仮に今回総理になられたとしても、今年度中に限れば非常に風当たりがキツい政権運営となりそうな予感がします。
今回の総裁選でもし小泉Jrが競り勝ったとして、彼はすぐボロが出て来年の参院選前には支持率低迷してしまい、また総理の看板をすげ変えて・・となる可能性が高いでしょう。そのシナリオだと、来年25年に再出馬すればその方が長期政権となる可能性が高そうです。
出生時刻によって2つのパターンに分かれる
石破茂の命式は「鑑定師泣かせの生年月日」です。
というのも、2月4日の立春ですから、江戸時代以前では「年が変わるお正月」(当時の元旦)に当たります。節入り時刻の前か後かによって、年柱も月柱も変わってくるのです。
節入り時刻の11時を境にして、それよりも前の出生時刻なのか、後の出生時刻なのかで、都合2つの命式を検討しなければなりません。酉年寅月の命式なのか、申年丑月の命式なのか?の2パターンの命式検討が必要です。
出生時刻が分からないので安易な断定は避けるべきですが、本人の性格傾向、過去や現在の運勢状況から総合的に判断すると、おそらく申年丑月の命式ではないか?と私は推測しています。
丑月の命式ならば、すでに良い運気は10年ほど前に終わっており、8年ほど前から(第2次安倍政権から)党内で干されている現状と一致します。この命式ならば今後も総理なるような運気ではありません。
逆に、酉年寅月の命式ならば、今が非常に良い運気となっているはずです。しかし、それが現実の状態と一致しないのであれば、どちらの命式であるのか絞れますね。
付け焼刃の知識では限界か?
小泉進次郎ですが、雑気の辰月生まれであり、出生時刻によって身中なのか身弱なのかが分かれてきやすい命式です。
本人の人物像や様子を見るに、おそらく日干無根かつ用神微弱な命式なのでしょう。例えば昼生まれあたりを想定します。
大運では子亥の「通根」が巡る運勢にいます。下から持ち上げて押し上げようという取り巻きの存在を暗示しています。
ただし、壬丁の「隠匿の合」という厄介な運勢でもあり、本人自身の判断ミスが起こりやすく、いくらでも女性スキャンダルが飛び出してきそうです。
しかし、真の用神を持っておらず、その力量が微弱すぎるがゆえに、本人自身の考えの浅さ、幼稚さ、思慮の無さが目立つのではないでしょうか?討論会を重ねる度に「アホさ」が露見するのが実態です。
もし今回の総裁選で負ければ、今後の年運から考えても少なくとも5~6年は出番が巡ってこないでしょう。
今回を逃すともう後がない2人
上位3人以外をあまり詳しく見てもしょうがないので、簡単なコメントだけに留めます。
ベテラン勢では、茂木と林が閣僚経験の長い有力者であり派閥トップ(旧岸田派、旧茂木派)です。
この2人に関して、今回の総裁選では全く日の目を見ないでしょう。今後どこかで総裁になる可能性は残されているのでしょうか?
林芳正に関しては、比較的マシな運気がもう終わり掛けで、今後も総理に押し上げられそうな運勢とは言えません。
親子二代に渡って日中友好議連という自民党内ダントツの親中派・媚中派ですから、この人を総理や主要閣僚に起用するのは止めて頂きたいというのが本音です。大して影響力の無い農水大臣や環境大臣あたりをやらせておけば十分でしょう。
茂木氏も非常な身旺の命式ですが、残念ながら大して用神を持たない命式です。
特に対人関係に難がある(他人の感情を逆なでする天才である)ことが分かります。ゆえに、閣僚経験が豊富で優秀な経歴があっても、自民党内の人望に乏しいのでしょう。
茂木氏はすでに60才後半で、今回の総裁選を逃すともう後が無くなります。特に進次郎など若い40才台に世代交代が進めば、今後は難しくなるのではないかと思います。
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