小室眞子(秋篠宮眞子)さんの命式分析

命式分析例

女性の鑑定で多く寄せられるお問い合わせが「結婚・恋愛」に関する問いですが、

推命学的に言って、この人はちょっと「幸せな結婚生活を維持する」ことが難しそう。この人はそもそも「男性縁自体が乏しく、縁談がなかなか纏まりそうにない」といった事例も多々あります。

そうした命式の場合、本人自身の持っている恋愛観結婚相手に関する価値基準を塗り変えて「頭を切り替えて」いくような努力をしないと、今までの延長線上で行動しているうちはなかなか円満な結婚生活には至りません。

軌道修正をしなければ不幸に導くお相手ばかりを「自ら好んで選び取る」という運命の落とし穴に陥るのです。自分から「地獄の一丁目一番地」に向かってひた走っていく人は、もう周りの人は誰も止めることはできません。まずはその運命のカラクリに気付くことが第一歩となります。

困った恋愛・結婚運を示す命式例は多々あるのですが、小室眞子さんの命式は「食傷」という通変が悪い作用をしている典型例といえます。

わざわざ皇室という立場(皇籍)を捨てて、世間から激しいバッシングを受けてまで、小室圭なんていう得体の知れない男性と、親の反対をも押し切って結婚する必要があったのか?世間の人たちからすればさっぱり動機が分からないでしょう。

こういう形の「トンチンカンな恋愛・結婚」に導きやすいのが、女性にとっての「食傷」(食神と傷官を区別する必要はありません)という通変です。

補注:23年時点の現年令は31才のようです。

戌月生まれの丙火さんですが、戊・未・戌と命式内に土の星(食傷)が多すぎます。これが最大の問題点です。日干に隣接する戊土が最悪の作用をしています。土が多いということは、考え方が頑なで非常に頑固であるということです。

ちまたの情報サイトによると、出生時刻を深夜としているサイトもありますが、実際に本当かどうかを調べようがないので、いちおうは時柱不明の扱いとしておきましょう。起きている事象から推察できる可能性としては昼生まれではないかと思うのですが・・(ちなみに時柱不明ならば、身中なのか身旺なのか不明確で断定できません)

「通変」と女性の恋愛結婚の関連性

女性の命式において「食傷」という通変が大過して悪い作用を及ぼしている場合は、小室眞子さんのように「およそ結婚には向かないロクでもない男性」ばかりを好んで選び取るというトンチンカンな恋愛傾向性が強まります。

そして、自分から好んで「変わった相手」を選び取って、周囲の反対を押し切って強引に結婚しておきながら、もう2~3年も経てば急に気持ちが裏返って、その男性のことが嫌いで嫌いで仕方無くなります。そして、相手を激しく攻撃して自分から離婚したり、他の男性に不倫して家庭破壊へ走ることも多々あります。

小室眞子さんは、丙火の「火土傷官格」ですから、同じような食傷大過でも「木火傷官」「水木傷官」「金水傷官」などと比較すると、まだ今すぐには離婚はしないかと思います。(このように食傷大過と一言でいっても様々なバリエーションがあるのです)

しかし、大運の関係上、30代は結婚生活がぼちぼち続いたとしても、おそらく45才前後になると夫が逃げていく(いなくなる)という現象が出やすいように思います。

「娘の結婚問題でうまく立ち回れたとは思えない」秋篠宮さまが小室眞子さんの結婚で最後まで“気にしていたこと” | 文春オンライン
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「食傷が大過する女性」は概して「穏やかな結婚生活の継続」が難しいものです。いわば「自ら家庭を破壊する」という前世からのカルマ(宿業)を持って生まれてきていると言ってもよいでしょう。やはり今世でもまた同じ失敗を繰り返しがちなのです。

そうした同じ失敗の繰り返しを避けて、少しでも幸せな結婚生活が安定して長続きさせるためには、お相手選びの最初の段階から「幾つかの特殊条件」を考えておかないといけません。失敗に至らせるであろうリスク要因をなるべく少なくしておくことが最優先なのです。

「食傷」が暴走しないように歯止めを掛け、家庭破壊のスイッチを安易に押さないように「幾つかの条件」を整えるように意識して対策しておけば、必ずしも離婚再婚を延々と繰り返すような失敗を繰り返さなくても済みます。

荒ぶる「食傷」を中和して、毒を抜いて弱める働きをしてくれそうな星を「用神」として活用します。これが鑑定における要諦です。

どんな命式にも多かれ少なかれ、大過する五行(多すぎて命式を傾けるもの)が存在します。その多すぎる「悪神」が、比劫なのか、食傷なのか、財星なのか、官星なのか、印星なのかによって、陥りやすい恋愛・結婚の癖が異なってきます。

当校のオンライン講座では、正しい「通変」の解釈用神活用論といっしょに「女性の恋愛結婚問題」についても詳しく学んでいます。

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